はるはあけぼの ヨガDiary

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人生の四つの時期

インドの伝統的な考え方、「四住期=アーシュラマ」は、人間の人生を4つの段階に分けるものです。
生まれてから25歳までは、世俗や精神的なことを学ぶ時代、ブラフマチャリヤ。
「ラーマヤーナ物語」を読むと、グルの下に行って暮らす幼少時代から青年期のことが書かれています。
25歳から50歳までのグリハスタは、結婚して家庭を持つ、家族のために働く時代。
これはわたしの経験ですが、この時期家族や社会のために働くことで、
自然と次にくる林住期を心穏やかに受け入れることが出来るのです。
50歳から75歳はヴァーナプラスタと言い、夫婦で家族から離れて森へ行って暮らす時代。
作家の五木寛之さんが「林住期」という本を書いて話題になりましたが、この時代を言います。
また、知人から聞いたところでは、それまでに蓄えてきた精神的な財産、
例えば働いて得た知識や教養を世間に還元する時代だそうです。
そして、75歳以降は一人になって社会から自由になり、サンニャシンの生活をします。
サンニャシンとは「すべてを放棄した人」。
インドでは、家族の下を離れて、死ぬためにヴァラナシ他の聖地まで巡礼する人が沢山います。

若い時代に出家した人もサンニャシンと呼ばれ、スワミとして尊敬されます。
その場合は、二度と社会に戻ることは許されないのです。
スワミ=僧となった人は、オレンジ色の衣を着けていますが、
そのオレンジはすべての煩悩を焼き尽くした象徴です。
若くても、生家を離れ、家族と別れ、妻帯せず、元の名前も性別も捨てて、ブラフマンを求め、
社会で生活する人たちの精神的な支えとなります。
精神的なことを尊ぶインドではサンニャシンは尊敬され、
サンニャシンにお布施(お金や食物、一夜の宿など)をするのは在家者の義務なのです。
日本にも戦前はこうした考え方や現実が残っていました。

インドはまだこうした伝統的な考え方が残っていて実践されています。



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by haru-ha-akebono | 2012-05-30 13:53 | インテグラル・ヨーガ | Comments(0)