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はるはあけぼの ヨガDiary

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人間を超えて~Swami Chidananda

インド リシケシのディヴァイン・ライフ・ソサエティ(シヴァナンダ・アシュラム)の副総長である
スワミ・ヨーガスワルパナンダ・ジが来日された時、
講話の際に何度も言っていらした言葉。
  「わたしは、スワミ・シヴァンナンダの教え、言葉を伝えています。
   そして、スワミ・チダナンダは生涯を通して、スワミ・シヴァナンダに仕えました。」

ヨーガ教室の時間に、ヨーガの考え方やスワミジたちの教えを話すと、
わたし個人の考えを伝えていると勘違いされて、
生徒さんとしてやってきた方々は、ご自分の考えを述べて主張反論されることがあります。
ヨーガは5000年も続く伝承ものなのですが、
今やこの伝承と言うことが奇異に思われるのでしょうか。
(古典芸能の世界ではまだ生きていますが)
ましてや、ある人に仕え、自分の個(エゴ)を全く出さない生き方は、
他者への奉仕に生きることは、ありえない、驚異にさえ映るのかもしれません。

ヨーガスワルパナンダ・ジは肉体を持ったスワミ・シヴァナンダ・ジにはお会いすることは出来なかった・・・。
しかし、生涯の大半をスワミ・チダナンダ・ジに仕えて過ごされたのです。

人間を超えて~Swami Chidananda_b0237103_13355069.jpg


さて、ヨーガスワルパナンダ・ジとのリトリートから1ヶ月経った先日、一冊の本を取り出しました。
「人間を超えて~若き日のスワミ・チダナンダ」
しばし絶版になっていたこの本が再版されたのは、昨年の大震災の後です。
その時にブログで紹介したいと思いつつ、今日になってしまいました。
高貴な精神を持ったスワミ・チダナンダという方の、幼少期から
ディヴァイン・ライフ・ソサエティの総長となってからのある時期の伝記、生き方が書かれています。
スワミ・チダナンダ・ジの信者であるシャラト・チャンドラ・べへラ博士(インド オリッサ州の大学教授)
が書いた、『ザ・ホーリィ・ストリーム』(神聖なる流れ)という題の伝記を
日本人のMさんが翻訳し、スワミジご自身が書かれた短い回想や写真を加えて編集したものです。
Mさんはスワミ・チダナンダ・ジの熱烈な信者さん。
チダナンダ・ジの気高さと謙虚な生き方を、一人でも多くの日本の人に知って欲しいとの思いで
この本を作られました。

人間を超えて~Swami Chidananda_b0237103_13333448.jpg


      『チダナンダ』とは、『至福の意識』という意味です。







 
by haru-ha-akebono | 2012-11-28 13:37 | わたしは誰か?Who am I?