はるはあけぼの ヨガDiary

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カテゴリ:キールタン( 7 )

ラーマの歌

11月の末にエカダシがありました。
エカダシとは新月と満月から11日目で、断食の日です。
と、これはインドの暦ですが、月に1~2回あります。
そのエカダシディのうち1回、ヴェーダーンタ協会では「ラームナームサンキールタン」を行います。
毎日18:00過ぎに始まる夕べの礼拝の時に、
いつも歌うラーマクリシュナの賛歌を歌わず、
インドのラーマクリシュナ・ミッションのCD「ラームナームサンキールタン」をかけて、
参加した人はそれに合わせて歌うのです。

この日は、古くからの協会の信者さんである女性と共に「ラームナーム」を目当てに協会を訪問しました。
翌日、関西で大きな行事があるため、協会長のスワミジは不在で、
そのせいか他に到来者はいませんでした。
「ラームナーム」は、ラーマの物語を歌にしたものです。
ラーマは「ラーマヤーナ物語」として、日本でも神話として知られています。
インドのキールタンは日本にはない独特のリズムとメロディです。
8月に初めてラームナームの日に行って、深く魅せられました。

何回か訪れ滞在した、リシケシのシヴァナンダ・アシュラムでは、
土曜日がラーマの日と決められていて、夕方のキールタンの会では、
参加した人々はラーマの歌を歌います。
それから、夕食後にあるサットサンガではラーマの家来ハヌマーンを歌った
「ハヌマーンチャリサ」という題のキールタンを参加者全員で歌います。
こちらは歌というより、お経みたいな感じですが、やはりどことなく哀愁を帯びた(短調なのかな?)旋律です。
わたしが初めて覚えた大好きなキールタンも「シータ ラーマ カホー」という曲で、
ラーマとその妻シータのことを歌ったものです。
シヴァナンダ・アシュラム滞在中は、アシュラムの音楽教室に通って、
音楽のスワミジからキールタンを何曲か習いました。
しかし、帰国すると歌う機会はごくわずかです。

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   夜通し、シヴァのキールタンを歌い続ける、マハ・シヴァラトリ


日本では、神様のことを歌にして日常的に歌うなんてことはほとんどありません。
キリスト教の讃美歌くらいでしょうか。
短いフレーズをリードの人が歌って、そこをあとの皆でまた歌うキールタンや、
物語になっていて一人で歌うバジャンを聞くと、
インド人の信仰が日常生活に密着しているのがわかります。
それに、これらは最近創られたわけではなく、その昔、ヴェーダの時代からあり、
聞く人も歌う人も、それだけで悟りに達する準備となると言われています。
人間の力を超えたものが働いているのです。
日本人がこの宗教歌を真似て創っても全然違うものだと思います。
また、西洋にもマントラをポップス調にアレンジして売れているCDがありますが、
聞いた後、気分が高揚して清められるわけではなく、
却って修行のモチベーションが下がることもあります。
つまり、俗な気持ちになってしまうのです。
それらは、本物のマントラを唱えるのと効果は全く違うと、
シヴァナンダ・アシュラムのスワミジから伺ったことがありました。

さて、エカダシは毎月ありますので、ラームナームの日も月に1度はあります。
今月は月末が大忙しですので、また来年・・・・。
「ラーマの日」が待ち遠しいです。


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    ラーマの雄姿 ラーマのお祭り、ラーマナヴァミにて
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by haru-ha-akebono | 2013-12-17 00:34 | キールタン | Comments(0)

クリシュナ生誕祭で・・・

もう日が経ってしまいましたが、8月に日本ヴェーダーンタ協会で行われた
クリシュナ生誕祭には、沢山の人が集まりました。
クリシュナにまつわる多くのエピソードが、スワミ・メーダサーナンダジから披露されました。
その間に、クリシュナの賛歌を2曲、参加者全員で歌いました。
歌っていると胸が一杯になって、嬉しくなって、涙が溢れました。
祭壇に飾られたベビー・クリシュナの絵は、時間の経過で色が変わります。
光の加減です。とっても可愛らしく、魅力的。

午後の講話が始まると間もなく、ランチ・プラサードの食べすぎ(!?)で、
うとうとと・・・、ちょっと眠ってしまいました。
プラサードの食べ過ぎ、キールタンの歌い過ぎ、
は神聖な行為であっても「甘露もやがて毒になる」ことだと、
少し前の東京例会で、スワミジから伺ったばかりです。

講話が終わり、皆でお茶を飲んでから、逗子の海岸まで散歩をしました。
住宅街を通り抜けると、いつの間にか海に出ていました。
リトリートの時期の海と違って、波が荒くなっているようです。
海を背に、皆で記念撮影をしました。
夏の終わりの夕暮れ・・・。
ハレ・クリシュナ!!!

この日の様子は、協会のフォト・ギャラリーで見ることが出来ます。


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by haru-ha-akebono | 2013-09-04 23:45 | キールタン | Comments(0)

マハ・シヴァラトリ~シヴァ神の夜

今日、2月20日はマハ・シヴァラトリ。
インドの神様の中の最も偉大な神である、シヴァ神のお祭りです。
2009年にリシケシに行った時、マハ・シヴァラトリに参加する機会に恵まれました。
滞在していたゲストハウスに住んでいる、スワミ・ヴィシュワルーパナンダ・ジに
シヴァラトリの意味を聞いたところ、
「シヴァはコンシャスネス、ラトリは夜を意味する。
 普通の夜は何も考えずに眠っているが、シヴァラトリの夜は起きている。
 でも、起きていても何も考えない。つまり、フル・オブ・コンシャス。」
と答えてくれました。
コンシャスネスは純粋意識であり、フル・オブ・コンシャスは完全な気づきを意味します。
眠らずに完全に気づき続けるから、シヴァラトリはヨーガ・ニドラーだとも言っていました。

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この晩、わたしはシヴァナンダ・アシュラムへ行って、シヴァラトリに参加しました。
通常のサット・サンガの始まる夜7時30分から、アシュラムの寺院で儀式が始まりました。
寺院の奥の院にあるシヴァリンガムを、様々なもので飾っては洗い清め、それを繰り返します。
その間、広い寺院のホールでは、途切れずにキールタンやバジャンを歌います。
シヴァ神の歌を中心に歌います。
私のように、アシュラムに滞在していない人も沢山やって来ますので、ホールは満員でした。
これが翌朝の4時まで続きました。

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途中、疲れてきて身体を横たえましたが、眠りはしませんでした。
あーっ、やはり起きているのは大変だ、と思う瞬間が何回かありました。
でも、キールタンが聞こえると、一緒に口が動くのです。
それから、この日は夜が断食で夕食を食べていないので、とってもお腹が空いてきたのです。
その時、リンガムにかけられたありがたい聖灰を小さなビニール袋に入れた物が配られました。
遠くで見ている時は、「もしや、おやつ!?」と思うほど、空腹感がつのりました。
聖なる儀式の最中に、食い気が勝っていることが悲しかった・・・・。

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そして、朝4時!!
まだ外は真っ暗です。
儀式は食堂に移って、シヴァリンガムにかけられたヨーグルトや蜂蜜を混ぜた物を食べて終わりになります。
おかゆも出ました。
食べ終えると5時。
まだ暗い中を、数人の女性と一緒にゲストハウスのあるラクシマンジュラの方へ歩いて帰りました。
部屋に着くと、もう倒れるように寝ました。
目が覚めるとまだ昼前で、普通徹夜をした時のボーっとした嫌な気分はなく、
すっきりとしているのです。
不思議な爽快感・・・・。シヴァ神のご加護でしょうか!?


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by haru-ha-akebono | 2012-02-21 00:02 | キールタン | Comments(0)

女神 サラスワティ

芸術と知識の女神サラスワティを歌ったキールタンがあります。
リシケシのシヴァナンダ・アシュラムでは、金曜日が女神のキールタンを歌う日です。
とっても軽快で、ノリのいい曲。

サラスワティは、4本の腕を持っています。(私の持っている絵では)
上の右手はマラ(数珠)を持ち、下の手はビーナという弦楽器の弦を爪弾いています。
上の左手はビーナの棹を押さえていて、下の手は小さな本のような物(経本?)をつかんでいます。
足元には、白鳥が一羽いて、中央にはオームと卍が書かれた大きな本が開かれて置かれています。
女神様は白い大きな蓮の花の上に座っています。

このキールタンを教えてくれたのは、シヴァナンダ・アシュラムの音楽教室の
スワミ・ジャガンナータナンダ・ジ。
音楽教室は、日曜以外は毎日午後2時~4時開いていて、誰でもキールタンを教わることが出来ます。
アシュラムに滞在していなくてもOK。
リシケシに行くと、必ず通う場所です。
しかし、キールタンというか、インド音楽はみなそうなのか、7拍子なのです、たいてい。
邦楽とも洋楽とも違うリズムで、いつも「リズムが合っていない」と言われます。
「日本に帰っても、毎日練習しなさい」と言われますが、帰国して自分で練習していると、
いつも間にか歌いやすいリズムに変わってしまうのです。

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さて、そのキールタンの意味はだいたいこのようなもの。

座している母なる女神様に、栄光あれ!!
貴女は吉祥な書物です
その書物を読んだ後、わたしのハートは清らかになります
特別な新しい知識が顕れます
体は強く、心は清らかで、恐れがなくなります
ミルクと水を飲み分ける白鳥のように、わたしの心を白くしてください
甘く白い蓮の花が踊って歌う
母なる貴女の特別な知識から恩恵を受けた後、
この人生は美しい幸福にたやすく満たされます

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by haru-ha-akebono | 2012-01-09 23:48 | キールタン | Comments(0)

フロリダからの便り

今朝、フロリダから1通の封書が届きました。
シヴァナンダ・アシュラムのスワミ、スーリヤデヴァナンダ・ジからです。
開封してみると、スワミ・シヴァナンダ・ジの写真と、その写真が入った2012年のカレンダーです。
カレンダーはスワミ・ジのお手製のようです。
二つともA6サイズほどの大きさで、見た瞬間、シヴァナンダさんの輝きに圧倒されました。

スーリヤデヴァナンダ・ジとは、3年前の1月から3月、リシケシに滞在した時に知り合いました。
スワミ・ジはインド人ですが、出家する以前は米軍隊員で、沖縄に駐留していたことがあり
大の日本びいきです。
在日中は禅寺に参禅したり、武道もおこなったりしたそうです。
昨年の大震災の時も、何回もE-メールをくださいました。

フロリダに暮らすスワミ・ジが、この時シヴァナンダ・アシュラムに滞在していたのは、
スワミ・シヴァナンダさんの残した英語のキールタンを広めるためでした。
また、本になっていない書き残したメモのような物も集めて、まとめたいようでした。
アシュラムに滞在している、または訪ねてくる外国人を御自分の部屋に招いて、
英語のキールタンを教えて、皆で歌う練習を重ねました。
すごくエネルギッシュな方。眼力も声の力もある方です。
グルディブ・クティールのキールタンの会にもしばしば参加して、歌っておられました。
英語なので、字あまり気味、すごく早口でないと、英語が達者でないと歌えないのです。
インド人にはやや不評だったと感じました。
シヴァナンダさんの残した、英語のキールタン・ブック「インスパイアリング・ソング・アンド・キールタン」
という本を買って、私も一生懸命に練習しましたが、覚えるのが大変。
帰国してしばらくすると歌うことがなくなってしまいました。
同じ題のCDもあるので(歌っているのはシヴァナンダさん)、これから聞いてみようかと思っています。


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スワミ・スーリヤデヴァナンダ・ジのウェブサイトはこちら
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by haru-ha-akebono | 2012-01-02 15:12 | キールタン | Comments(0)

シータ ラーマ ❤ カホー

日曜日、知人の主宰するサット・サンガに行きました。
みんなで、キールタンを沢山歌いました。
私も2曲、リードをしました。
1曲目は、一番好きな、ラーマとシータのキールタンを歌う。
これは初めに覚えた歌で、リシケシから帰る前日、グルディブ・クティールのサット・サンガ
で歌いました。インド人のおばさんに、ちょっと尊敬の目で見られた!
内容はヒンディ語なのか、サンスクリット語の辞書を引いてみたのですが、単語がわかりません。
ラーマと愛妻シータとの愛を歌ってる、と勝手に解釈しています。

リシケシから帰って、しばらく、キールタンを教えたり、歌う会をしたり、していました。
日本では(?東京では、かな)、キールタンを歌うことはまだ一般的ではないようです。
やはり、ヨーガというとアーサナをすること・・・体の運動と受け取られています。
キールタン好きの私は、その頃頑張っていたのに・・・。
音を出していい場所を探すのが、なかなか苦労です。
防音の場所を借りると、お金もそれなりにかかります。

歌うことは、5つの鞘(パンチャ・コーシャ)をすべて浄化すると思います。
沢山の人と歌えば、エネルギーが何倍にも膨らんで、心も魂も静まっていくのが分かります。
その波動が、霊的なサンスカーラ(潜在印象)を作り出していきます。
ネガティブな思いは去って、清らかな思い、聖なる思いが、どんどん湧いてくる・・・。
キールタンを歌たあとは、随分時間が経っても、エゴの消えた状態が続いているのです。



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by haru-ha-akebono | 2011-12-07 00:48 | キールタン | Comments(0)

水曜日はクリシュナの日 シュリ・クリシュナ・ゴービンダ

キールタンとは、インド版の賛美歌。
神様の名前を繰り返して歌い、神への愛や繁栄を願うのです。
ハルモニュウムと言う名の、アコーディオンとオルガンを合体させたような鍵盤楽器や、
ドーラクと言う横長の太鼓を演奏しながら歌います。
歌い方は、リードする人一人が一節を歌い、同じ所をもう一度、他の参加者が歌います。
歌う人によって、微妙にメロディやリズムが違っていて良いので、同じ歌詞でも、違うメロディという
ことは度々あります。

リシケシのシヴァナンダ・アシュラムでは、毎日夕方、グルディブ・シヴァナンダ・ジの住まいだった
≪グルディブ・クティール≫で、キールタンを歌う会がおこなわれます。
時間は、約40分ほど。
アシュラムに滞在する人も、していない人も、インド人も外国人も、自由に参加出来ます。
この場を仕切るスワミ・ジの指名した人が、自分の歌いたいキールタンを歌い、
その場にいる人たちは、リードの人が一節歌うと、同じ歌詞を続いて歌います。
クティールに入る時に配られる「キールタン・ブック」を見て、少しくらい調子が合わなくても、歌う。

「心をこめて、神様への信愛をこめて歌うことが大切」と、グルディブは言いました。
キールタンを歌うことは≪バクティ・ヨーガ 神様への信愛のヨーガ≫とされ、
歌う者の心や魂は浄化されるのです。

今日、水曜はシュリ・クリシュナの日。
シヴァナンダ・アシュラムは曜日で歌う神様が決まっているのです。 
グルディブ・クティールの一番奥の小さな部屋の祭壇には、いつもシュリ・クリシュナの写真が飾られ
キールタンの会が終わると、全員でそこに御参りをします。


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by haru-ha-akebono | 2011-11-30 01:10 | キールタン | Comments(0)