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はるはあけぼの ヨガDiary

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和菓子と洋菓子

今日夕方、阿佐ヶ谷では有名な和菓子屋さんでお汁粉を食べていたところ、
「あらっ、お久しぶりですね」、と言う方に偶然会いました。
その人は和菓子を買いに、その店にやって来たのです。
お菓子が包まれてくるまでの間、私のほうはお汁粉を食べながら、お話しをしました。
私が時々お昼ご飯を食べる「ひねもすのたり」にもたまにやって来るとか、住まいはどこ?
などと、つれづれなるままに話すうちに、あるパティシエのことを尋ねてみました。
今は故郷の茨城でお店を出したことや、通販でもお菓子が買えること等がわかりました。
以前は、阿佐ヶ谷神明宮の朝市にお菓子を出すこともあったそうです。
お菓子屋さんの名前は、「くろねこかしや」。
その方は、丁度そのお品書きを持っていて、くださいました。
そして、和菓子が包まれてきたので、「また~」と言って、別れました。
まだ半分あるお汁粉を食べながら、パティシエの顔を思い出していました。
まっすぐ・・・清潔で意志の強そうな凛とした人。
「今日急にお汁粉が食べたくなったのは、この出会いのためだったのかな?」


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もう、4年ほど前に閉店したのですが、荻窪駅西口から西荻窪方面に少し歩いた所に、
「ひなぎく」という、カフェ・ギャラリーがありました。
ある人が、「あなたが好きそうなお店が出来たから行ってみたら」と教えてくれたのです。
でも、開店したばかりの頃は、私は介護で家を空けることが出来なくて、
ほとんど行ったことがなかったのです。
が、閉店する4年ほど前から、時々行けるようになりました。

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若い女性が三人いる、古い木造のお店で、お酒好きのオーナー(三人の内の一人)
の選んだベルギービールやワインや果実酒、
などと、玄米を使った食事とパティシエの焼く洋菓子がありました。
勿論お茶類も色々あったようですが、ここでお茶を飲んだ記憶はありません。
全て、身体にいい素材を使ったものばかり。
お茶は飲まなくても、ひなぎくの焼き菓子は大好きなベルギービールに良く合うので、
時折食べました。
とっても上品な味・・・、としか表現できない味のクッキーやケーキやスコーン。
素朴なのに、不思議と奥行きがあるし、やはり品がいいのです。
ひなぎくは、若い男女でいつも一杯で、閉店することになった時は、
別れを惜しむ人たちで店に入れなかったほどです。
オーナーの都合だったのですが、とても残念でした。
一人で安心してお酒が飲める、くつろげて、アートや音楽の話しが出来て・・・・。
店の全部が気に入った空間でした。
今日和菓子屋さんで会った方とも、ここで隣の席になって話をしたのが初対面でした。

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パティシエは、その後は荻窪から遠くはない居酒屋の昼間を借りて、
喫茶を営業していました。
何度か行ったことがあります。いつも満員でした。
しかし、ここも居酒屋が閉店することとなって、洋菓子喫茶も閉店に。
最後に食べたのは、ベルギービールが入ったバウンドケーキ。
「もう食べられないのか~」
やはり、誰にも作れない、上品な味でした。

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早速、パティシエのお菓子を通販で購入してみようと思います。

★くろねこかしやのブログはこちら
by haru-ha-akebono | 2012-02-08 00:05 | アートの時間