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はるはあけぼの ヨガDiary

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わたしは誰か?

「わたしは体が硬いから、ヨーガは出来ない」
私がヨーガを教えていると言うと、3人に1人はこう言います。
ヨーガというと、まず変わったポーズをする運動と思う方がほとんどです。
「運動」と言われても、否定はしません。
そういう側面もありますから。
でも、ポーズをきれいに行うことが目的ではないことは伝えます。
動く過程が大事です、と伝えます。
クラスに来てくれた方には、「人と比べないで、自分の快適さを見つけましょう」、と言います。
でも、人と比べることで、人と競争することで、生きてきていますから、
「はい」と言葉で返事をされても、急には変われません。
隣の人の方が出来てる、私は体が硬くてダメ、出来ないからダメ・・・・。
それを聞いていて、「出来ないことと、ダメなことは別ものです!」と言った生徒さんがいます。
その通り・・・!!
出来ないことは出来ない。
唯それだけなのになぜか、「出来ない=ダメ」とセットになっています。
そのように教育されてきたからでしょうか。
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「いっぷくアート」に行った時も書きましたが、写生の上手な人が絵の上手い人、
それが教育現場の現状のです。
個性というものは、大勢で協調していく上で邪魔になるのか、成長過程で潰されていきます。
大人になって社会に出た時、個性があると効率の良い仕事マシーンになれないから・・・・?
徐々に個性を潰されることに甘んじていると、無気力になってしまい、
自分は一体何がしたいのか?ある時からわからなくなってしまうのではないでしょうか?
勉強や仕事が出来る人は=いい人、幸せな人、ダメじゃない人。
そうなると、ヨーガのポーズが出来る人もいい人、と言うことになってしまう。
成果主義というのでしょうか。
わたしは誰か?_b0237103_0523399.jpg

自分の思いは、何かと何かがセットになっていないか、考えてみる。
誰か知らない人が作った価値観なのに、頭から信じているのではないかを見直してみる。
今思っていることが本当に自分の思いなのかを、確認してみる。
みんなと同じ、誰かにお仕着せられた制服を脱いで、
自分で服を作って、着てみる・・・。
わたしのヨーガは、そんなことを体験出来る場にしていきます。
by haru-ha-akebono | 2012-02-10 00:54 | わたしは誰か?Who am I?