3月下旬に
「ピンクリボンウォーク2012」が行われます。
乳がん検診の啓発イベントで、4年ほど前に一度参加したことがあります。
日比谷公園に集合して、2、5、10kmのコースのどれかを選んで、皇居周辺を歩くものです。
「自分のために。大切な人のために。」
パンフレットのコピーにはこんな言葉が書かれています。
乳がんは、癌のうち唯一、自分でも調べることが出来るものです。
そして、今はマンモグラフィという優れた機械で検査が受けられるようになりました。
にもかかわらず、検診を受ける人が少ないそうです。
また、手術によって、女性にとって大切な乳房を失う可能性もあるから、
こうして啓発運動が盛んになっているのでしょう。
私の母の妹、つまり私にとっては叔母が、乳がんのために50歳位の時に亡くなりました。
近親者に癌になった人がいると癌になる確率が高いと聞いてから、
私は、会社や区の婦人がん検診を受けるようになったのです。
「毎年受けるように」、婦人科の医師に言われました。
昨年、左腕を骨折してその治療に忙しいのと、腕が上がらないから、
と検診を受けずにいました。
ついこの前、あることがきっかけで、急遽検診の予約をしました。
今月末が今年度の締め切りでしたが、なんとか滑り込みセーフ。
両親の在宅介護をする中で、それを支える在宅医療専門の医師や看護師の方たちと出会いました。
その医療職の方々の患者さんの多くは、終末期を自宅で迎えたいと望む癌の患者さん。
母親も最期は癌の疑いがあったことから、癌の闘病に関する本を何冊か読みました。
癌で余命宣告されたら、自分のしたいことの悔いが残らないように時間を使えるけれど、
治療には保険の効かないものが多く、大変な費用がかかります。
また支える近親者の悲しみや苦労は大変なものです。
このブログを読んだ女性の方は是非、検診を受けて下さい。
ピンクリボンウォーク2012のことに関してはこちらから