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はるはあけぼの ヨガDiary

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いのちの息吹

「自分自身を理解するためには、わたしたちは大きな謙虚さを必要とします。」・・・J・クリシュナムルティ

私たちは、とかく人のことはなんだかんだ言いますね。
賞賛、批判、善悪の評価、などなど。
人の気持ちとは、いつも他者のほうを向いているものだと、つくづく思います。
「人のことを考えている間は、自分と向き合わなくて済むから楽なのだ」、と
以前心理学の本で読んだことがあります。
確かにその通り。
例えば他者Aを、すごいとか自分はあの人のようにはなれないとか、
そう思う時、自分は一体どこにいるのでしょうか?
自分を他者Aと比較している時、本当は自分も他者Aくらいは出来るとか、Aより上なんだけどとか、
思っているのではないでしょうか?
その時、比較した人にとって、Aを含む人間は、比較できる規格品=物体になっているのでしょう。
Aも自分も、同じいのちが通った存在などとは思ってもいないから、比較してみたり、
根拠のない賞賛をしたり、するのでしょう。

何か新しいことを始めることが生きる目的ではなく、
「私は〇〇をやっています」と言うような何かになることが生きる目的ではなく
生きることは、自分自身を理解して、自分の本質を顕現するように努めること。
それは、今すぐ何処にいても始めることが出来るのです。


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by haru-ha-akebono | 2012-02-24 01:43 | わたしは誰か?Who am I?