広島ヨガピースの帰りに、
広島平和記念資料館へ行きました。
写真でしか見たことがなかった原爆ドームを見てから、
平和記念公園へ。
その日は大きなお祭り「フラワーフェスティバル」で、
資料館の前はイベント(和太鼓演奏やバトンガールのダンスなど)がにぎやかに行われていました。
原爆死没者慰霊碑の前は沢山の人の列が出来ていて、並べないほど。
資料館の中も、すごい人でした。
原爆が広島に落とされることになった経緯を詳しく知ることが出来るコーナーで、
人間の底知れない悪意に圧倒されました。
そこに続く、焼け焦げた遺品や抜け落ちた髪の毛よりも恐ろしくて、ぐったりしてしまいました。
資料館を出たとき、頭が痛くなっていました。
外は、まだイベントの真っ最中。
このイベントの華やかさと好天候に救われていたのです。
帰宅してから、数年前に購入した
細江英公「人間写真集・死の灰」を見ました。
この写真集には、ポンペイ・アウシュビッツ・ヒロシマ、
そして1945年7月16日に世界初の原爆実験が行われたトリニティサイトの写真が収められています。
ポンペイは天災だったけれど、
アウシュビッツ、ヒロシマ・ナガサキは人災。そう書かれています。