はるはあけぼの ヨガDiary

haru2918.exblog.jp
ブログトップ

2012年 05月 19日 ( 1 )

ひねもす語りの会へ

「ひねもす語りの会~松橋登 ・原啓一」の初日でした。
開演30分前頃、ひねもすのたりへ行く道を急いでいると、
お店の近くに黒いベストにズボン、白いシャツの男性が二人立っているのが見えました。
「なんか、店の呼び込み?そんな店が近くにあったっけ?」と思ったのです。
(失礼しました。)
あっ!!そのお二人が、松橋登さんと原啓一さんでした。
臆することなく松橋さんに近づいて、「こんにちは!!」と挨拶しました。
あーっ!!素敵!!
やっぱり素敵なままです。
松橋さんデビューの頃、惹かれたのはその比類のない美しさだけではなかったことが、
この時にわかりました。

b0237103_0275323.jpg


今夜は満員御礼だそうです。
老若男女、で店内はすぐに一杯になりました。
初めに、松橋さんの挨拶がありました。
少し緊張しているようにも見えました。
原啓一さんに朗読を教えることになったことを簡単に話されていました。
そして、朗読へ。
原啓一さんはまだ若い俳優さんで、シャンソン歌手でもあるそうです。
背が高くて、声が朗々ときれいです。
宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」を読みました。
朗読を始めると、とっても若さが溢れていて、力一杯なのが伝わってきます。
宮沢賢治の物語は独特の言い回しがあって、朗読をするのはなかなか大変なのですが、
それを感じさせないところ、、自分のものにされているのでしょう、聴いていて心地良かったです。
後で伺ったところ、朗読を始めてまだ2年に満たないとのことですが、
とてもそうは思えませんでした。

休憩を挟んで、松橋登さんの朗読が始まりました。
森鴎外の「高瀬舟」です。
あっという間に、その物語の世界に引きずり込まれ、
そこの場に立ち会っているかのようです。
朗読って、こんなにすごいものだったんだ・・・。
息を詰めて聴いてしまうほど現実味を帯びています。
物語は二人の登場人物の会話から成り立っていますが、その言葉が一つ一つ、
説得力を持って語りけてくるのです。

以前、何年か朗読をやっていたので、その難しさが良くわかっているつもりです。
演劇より難しいと思うのです。
動かないからごまかしが利かないし、一人でずっとその緊張感を保っていなくてはならない。
昨夜、ひねもすのたりのオーナーのMさんから「松橋さんの朗読は絶品ですよ」とメールがありましたが、
本当です。来て良かった!!

b0237103_22101781.jpg


終わって、お二人の挨拶と今後の活動予定の話しがありました。
6月は、荻窪のかんげい館(かんげいはとても難しい文字です)で、松橋さんの朗読会があるそうです。

散会して、松橋さんに用意してきたバラの花を渡しました。
「朗読、素敵でした」と伝えますと、自然体でご自分の感想を述べていました。
謙遜でもなく、自己顕示もなく、本当に自然。そして、とてもオープン。
それなのに、言葉に出来ない何か・・・圧倒的な力のようなものを感じました。
あらためて、ファンになりました。
[PR]
by haru-ha-akebono | 2012-05-19 00:22 | アートの時間